完璧なエンジニアはいない。いるのは成長しないエンジニアと成長を続けるエンジニアだけ。

完璧な大人?

子供の頃、大人は立派なものだと思っていました。

自分で何でもできて、世の中のことを知っていて、生活に必要なことは全部できて、将来のこともちゃんと計画できてる。

そう思っていました。

しかし、自分が大人になってみると、そんな完璧な人などいないと気付きます。

大人だからと言って、人として完成しているわけではないと。

大人になっても、常に成長が求められ、足りない部分を補うためにみんな苦労していると。

完成されたエンジニアはいない

エンジニアも同じです。

勉強や経験を積み重ねて一人前になっても、決して「完成されたエンジニア」とは言えません。

エンジニアの職場などで仕事をしていると、仕事の内容や範囲がある程度定まってきます。

その中である程度の経験を積み、滞りなく処理できるようになると「完璧」「マスターできた」「もう大丈夫」「軌道に乗った」と感じます。

その一定の範囲では完成したエンジニアと呼べるかもしれませんが、この状態がずっと続くことはありません。

成長の早い分野で同じ状態が続く場合、それは「安定」ではなく「停滞」です。

遅からず低迷するか、変革によって持ち直すか、いずれにしても、仕事の内容や範囲は変わります。

そうして変化した環境の中で、更なる成長が求められます。

職場によっては、新しいプロジェクトが始まるたびに新しい技術が求められ、エンジニアもそれに応えるべく、自らに成長を課して奮戦するでしょう。

挑戦から逃げないエンジニアだけが成長できる

「ここまで習得すればOK」「この仕事ができたなら、どこに行ってもやっていける」などというゴールの様な物はありません。

世に求められるサービスや製品に応じて、必要な知識や技術を用いる必要があります。

求められるエンジニアは、過去の技術をマスターした者ではなく、必要な知識や技術を吸収して活用できる者です。

ですから、常に学び、成長し続けるエンジニアこそが、優秀なエンジニアと呼べる存在なのではないでしょうか。

であるならば、今、エンジニアを目指してプログラミングを学んでいる方、成長しようと志を新たにしている方は、完璧なエンジニアになれる素質十分と言えるでしょう。

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